AIとRPGを作った記録①|村を歩けるまで約40分と、後から見つかったバグ

公開日: 2026年11月3日 / 更新日: 2026年11月3日

カテゴリー: ゲーム制作

運営者は2026年10月25日、AI(Claude Code)に、PCで遊ぶRPG「魔石商人と1億Gへの道」の土台を作ってもらいました。 先に結果を書きます。村を歩けて、時間が流れて、眠るとセーブされる最初の形が、開始から約40分(レビュー対応を含む)でできました。 自動テスト40件は全て通りました。それでも、フェーズ2の確認のとき、運営者が遊んで、ポーズ中にキャラが動いてしまうバグが見つかっています。

このサイトは、運営者が実際に試したことを、うまくいかなかった点も含めて記録しています(詳しくは運営者情報)。 クラウドソーシングの実録に加えて、AIにゲームを作らせる過程も記録しています。この記事は、そのゲーム制作の第1回です。

作ったもの(数字)

フェーズ1でできたこと

最初から戦闘や商売までは作りませんでした。依頼書の方針は、「小さく作って、各段階で人間が確認する」です。 フェーズ1の内容は次のとおりです。

家や木は、まだ仮の箱とカプセルです。見た目は後のフェーズで差し替えます(絵柄の選び方は、次回以降に書きます)。

Godotで作った仮の村の朝の画面。家と木は箱とカプセルで、左上に日数・所持金・HPなどが表示されている
フェーズ1の朝の画面。家や木は仮の箱とカプセル(2026年10月25日のスクリーンショット)
同じ村の夕方の画面。空の色が朝より暗く変わっている
同じ村の夕方。時間が進むと空の色が変わる

手順: 運営者がやったこと、AIがやったこと

運営者は、プログラムを自分では書いていません。役割は次のように分かれていました。

  1. ChatGPTに相談して、ゲームの開発依頼書をまとめてもらう。
  2. その依頼書をClaude Codeに渡す。Claude Codeが、Godotの取得から実装、テストまでを行う。
  3. 完成したら、AIが用意したチェックリスト(8項目)を見ながら、運営者が実際に遊んで確認する流れです。フェーズ2の確認では、運営者がこの方法でバグを見つけました。

プログラムが書けなくても、「できているか」はチェックリストで確認できます。 たとえば、「家にぶつかると止まる」「夜になると空が暗くなる」「閉じて開き直しても続きから始まる」といった項目です。

AIにレビューをさせて、直した点

実装のあと、別のAI(レビュー担当)に確認させました。その指摘で、特にセーブ周りを直しています。 セーブ中にゲームが落ちても、セーブデータが壊れないようにするためです。具体的には、書き込みを途中で壊れにくい形にしたこと、書いたあとに読み戻して確認すること、壊れたデータは別の名前で退避すること、などです。 この修正の後に、自動テストが30件から40件に増えました。

失敗: 自動テストは通ったのに、ポーズ中にキャラが動いた

フェーズ2(アイテムと持ち物)の確認のとき、運営者がバグを見つけました。持ち物の画面を開いて、↑↓キーで項目を選ぶと、キャラクターも動いてしまう、というものです。

調べると、原因はフェーズ1から入っていました。ポーズで止まっていたのは「ゲーム内の時計」だけで、村・プレイヤー・カメラは動き続けていました。 Escキーでポーズした中でも、実は歩けていたことになります。 自動テストが全て通っていたのは、「ポーズ中に時間が止まるか」は確認していても、「ポーズ中にキャラが動かないか」を確認していなかったからです。

村とカメラを、ポーズで止まる設定に直しました。あわせて、実際にキー入力を送って確かめるテストを2件足しました。その時点で、自動テストは87件になっています(フェーズ2の分も含みます)。

分かったこと

次回

次は、絵柄を選んだ話です。4つの絵柄を同じ条件でAIに描かせて比べ、1つに決めました。 ゲーム制作の記事はゲーム制作のカテゴリーに、まとめていきます。 AI運営の別の記録は、5週間の副業実録レポートにあります。

この記事のスクリーンショットは運営者の環境で撮影したものです。ゲームは現在も開発中で、今後仕様が変わる場合があります。