AIとRPGを作った記録⑥|魔物のドロップと金塊、売るほど安くなる雑貨屋、水分と空腹の仕組み
公開日: 2026年11月4日 / 更新日: 2026年11月4日
カテゴリー: ゲーム制作
2026年10月28日、AIに作らせているRPG「魔石商人と1億Gへの道」に、お店と魔物のドロップ、水分・空腹の仕組みを入れました。 前回(AIとRPGを作った記録⑤)の敗北ペナルティの次の回です。 先に結果を書きます。魔石を雑貨屋で売れるようになり、売るほど買い取り価格が下がる仕組みと、水分・空腹が戦闘に影響する仕組みが動きました。自動テストは267項目が通り、運営者のプレイ確認もOKでした。
コードはAI(Claude Code)が書き、運営者は仕様の指示とプレイでの確認を担当しています。 このサイトは、運営者が実際に試したことを、うまくいかなかった点も含めて記録しています(詳しくは運営者情報)。 ゲーム制作の記事はゲーム制作のカテゴリーにまとめています。
この回で作ったもの
- 雑貨屋。店の前でEキーを押すと開き、持ち物を売る・薬草などを買うことができる
- 買い取り価格は毎日変わり、売るほど下がる
- 水分と空腹のメーター。減ると戦闘や体力に影響する
- 魔物に小・中・大の大きさを設定。魔石の種類と確率が大きさで決まる
- 金塊。所持金とは別に数える通貨で、魔物が一定の確率で落とす
- 森の奥の大きな魔物(中サイズのビッグスライムと、大サイズで色違いのキングスライム)
雑貨屋の仕組み
店は、最初は「商店」という名前でした。このゲームには鍛冶屋や金取引所も作る予定があるため、役割ごとに分けて「雑貨屋」に改めました。 買い取り価格は毎日少しずつ変わり、「昨日より高い」「安い」「同じくらい」の印が付きます。さらに、売るほど買い取り価格が下がる決まりにしています。
- 1個売るごとに、今の価格の3%ずつ下がる
- 下がるのは、基準の5分の1まで
- 最後に売ってから5日間は、下がったまま
- そのあと5日かけて、少しずつ元に戻る
いっぺんに売ると損をするので、日をまたいで少しずつ売るほうが得になる設計です。買う側の値段は固定で、薬草16G、水10G、パン16Gです。
水分と空腹の仕組み
水分と空腹は、それぞれ3つのメーターです。朝は満タンで、昼・夕方・夜と1つずつ減ります。何も飲食しなければ、夜にはゼロになります。減ると、次のような影響が出ます。
- 水分が2つ減る:戦闘のとき、敵が先に動く
- 水分がゼロ:時間帯が変わるたびに体力が減る
- 空腹が2つ減る:攻撃力が20%下がる
- 空腹がゼロ:攻撃力が40%下がり、さらに敵が先に動く
- 水分も空腹も悪い:敵が先に動き、そのあとも毎ターン2回攻撃してくる
最後の状態は体力10では勝つのがほぼ無理な厳しさです。運営者もこの厳しさを確認し、このままでよいと判断しました。「そうなる前に食べて飲む」ようにさせるためです。 無事に眠って朝を迎えると、体力は全回復し、水分と空腹は1つずつ戻ります。
ドロップと金塊
魔石は、魔物の大きさで落ちる種類と確率が決まります。小の魔物は魔石(小)が50%、中は魔石(中)が30%、大は魔石(大)が10%です。 素材は必ず1つ落ちます。金塊は50%の確率で落ち、小は5個、中は15個、大は30個です。 金塊は持ち物に入れず、所持金のように別枠で数えます。持ち物は1種類99個までの上限があり、のちに作る予定のカジノで大きな数を使えなくなるため、という理由です。
運営者の指示で変わった点と、うまくいかなかった点
水分・空腹の仕組みは、運営者のプレイ確認を受けて、次のように変えています。
- 水分ゼロでの体力減少は、HPが0になるまで進めて倒れる形にした(戦闘の敗北と同じペナルティ)
- 1日の長さを32分から16分にした(各時間帯が4分)
- 地面に落ちているのは薬草だけにした(魔石は魔物から入手する)
- 睡眠は体力全回復と水分・空腹の1回復、倒れた翌朝は体力80%と水分・空腹2に変えた
自動テストの件数は、水分・空腹の実装時点の217項目から、これらの変更で225項目まで増え、雑貨屋とドロップを入れた時点で267項目になりました。 運営者のプレイ確認では、この回の内容はOKとなっています。
ただし、上の2枚の戦闘画面では、画面下の別の通知がメッセージ欄と重なって見えています。この表示のずれが、その後直ったかどうかは記録で確認していません。
分かったこと
- 「売るほど安くなる」仕組みは、数字(3%、5分の1、5日)で決めたので、AIが自動テストをたくさん作って確かめられた
- 厳しさの調整は、運営者が実際に遊んで決めた。1日の長さや倒れる条件は、遊んでから変わった
- 金塊を持ち物と分けたのは、持ち物に上限があるという設計上の理由からで、先の予定(カジノ)を見据えた判断だった
次回は、木を切ったり岩を掘ったりする「採取」を作った回を書く予定です。
この記事のスクリーンショットは、運営者の環境で撮影したものです。ゲームは開発中で、今後仕様が変わる場合があります。