AIとRPGを作った記録②|主人公の絵柄を4種類描かせて、2.5頭身の絵をゲームに立たせるまで
公開日: 2026年11月3日 / 更新日: 2026年11月3日
カテゴリー: ゲーム制作
2026年10月25日、前回の記録(AIとRPGを作った記録①)で作った仮の村に、主人公の絵を入れました。 先に結果を書きます。絵柄を4種類描かせ、運営者の好みを受けて2.5頭身の絵を追加で生成し、その中から1つを選んでゲームに入れました。 途中で、追加で生成した絵に不具合が出たので、それも残します。
このサイトは、運営者が実際に試したことを、うまくいかなかった点も含めて記録しています(詳しくは運営者情報)。 ゲーム制作の記事はゲーム制作のカテゴリーにまとめています。
数字で見る制作結果
- 日付: 2026年10月25日
- 絵の生成: 手元のPCで動かした画像生成AI(ComfyUIで、animagine-xl-4.0というモデルを使用)
- 最初の生成: 4つの絵柄(A〜D)×主人公と村の2枚=8枚
- 追加の生成: 「2.5頭身のスプライト風」のサンプル(R1〜R6の系列)。初回は不具合が出て、設定を直した版(v2)を作り直した
- ゲームに入れたもの: 主人公・スライム・角ウサギの絵(背景を透明にしたPNG)。主人公は高さ2.3の板として村に立たせ、足元に影を付けた
- 入れたあとの自動テスト: この時点で40件全て通過
まず、4つの絵柄を同じ条件で描かせた
主人公と村を、次の4つの絵柄で描かせました。
- A: JRPGのアニメ調
- B: 2頭身のデフォルメ
- C: ドット絵風
- D: 絵本・水彩風
運営者の好みを受けて、2.5頭身の絵を追加で生成した
運営者の好みは、3Dの背景の中に、デフォルメした2Dのキャラクターが立つ「2.5D」の見た目(「童話王国」や「ラグナロクオンライン」のような雰囲気)でした。 そこで、2.5頭身のスプライト風の絵を追加で生成させました。追加生成した候補には「主人公A」「主人公B」がありました(最初の4絵柄のA〜Dとは別の、呼び名です)。運営者は「主人公はB」と選び、オレンジのベストにポニーテールの絵を使うことに決めました。
うまくいかなかった点
- 追加の生成の初回で、1人のはずが複数人になった。 2.5頭身の絵を追加で生成した最初の回では、キャラクターが複数人描かれたり、頭の上に小さな人が描かれたりする不具合が出ました。 「1人だけ(solo)」を明示する指示と、出てほしくない要素を指定する設定(ネガティブプロンプト)を足した版(v2)で解消しました。
- 背景を透明にする作業が手間だった。 絵をゲームに立たせるには、背景を消して透明にする必要があります。そこで、画素の隣り合った色の差で背景を消す切り抜きの処理を、AIに書いてもらいました。 絵に白っぽい縁取りが付いていて、背景だけをきれいに消すのが難しかったためです。
ゲームに入れてみた
切り抜いた主人公の絵を、村に立たせました。横方向にカメラの方を向く板として置き、足元に影を付けています。 箱とカプセルだけだった村に主人公が立つと、運営者にはゲームらしく見えたそうです。画像が読み込めない場合は、元のカプセルに戻る仕組みも入れています。
分かったこと
- 絵柄は、言葉で説明するより、同じ条件で描かせて並べた方が、好みを伝えやすかった(今回は、4つの絵柄のあとに好みに合わせた追加生成をした)
- 画像生成AIは、同じ指示でも、複数人が出るなどの不具合が出る。「1人だけ」を明示する指示と、出てほしくない要素の指定で、直せた
- 絵をゲームに入れるときは、生成よりも、背景を消す後処理の方が手間がかかった
次回は、アイテムと持ち物画面を作った回を書く予定です。
この記事のスクリーンショットと画像は、運営者の環境で生成・撮影したものです。ゲームは開発中で、今後仕様が変わる場合があります。